まずは自分に合ったむくみ解消方法を探りましょう!

 むくみの予防は、まずむくみやすい生活を改善することです。しかしそうは言っても、自分では気をつけて対策を行なっているつもりでも、完全にむくみを予防することはまず不可能でしょう。程度の差はあれ、気がつくと足がむくんでいることもあると思います。

 

 むくみ予防に神経をすり減らすのも大変ですので、むくんだ時の解消方法もいろいろと試してみましょう。毎日の生活の中で積極的にむくみ解消法を取り入れることで、むくみを翌日に持ち越さないようにしましょう。

 

スポンサード リンク 

足のむくみを一時的でも解消するには?

 足にむくみが起こりやすい原因は、足は心臓よりも下にあるため重力の影響で足に血液が溜まりやすいことにあります。いかに重力の影響があるのか?試しに手を心臓の上にある状態と、下にある状態で、手の甲の血管の状態を確認してみて下さい。

 

 手が心臓より下にある状態では、手の甲の血管が浮き出ていると思います。それを手を顔付近の心臓より上に持ち上げると、浮き出ていた血管が目立たなくなります。これは手の血液が心臓へ戻っていくからです。

足を机や椅子などに乗せる

 それでは、足のむくみを解消するには、同じ理由で足を心臓よりも高くすればよいということになります。一日中立ち仕事の方や、長時間ディスクワークの方など、可能であれば1時間に1回は、仰向けで足を心臓よりも高くして休むのが理想です。

 

 しかし、横になることが出来なければ、周りの方に注意して、ディスクの上に足を乗せて休むことをおすすめします。それも出来ないようであれば、イスの上に座布団やクッションを置いて、とにかく足を水平よりも高くするだけでも効果がありますので試してみましょう。

効果絶大!空中自転車こぎ運動

 足のむくみが重力の影響での血液のうっ滞であれば、足を高くすればいいというのは想像はつくかもしれません。そこで、むくんで太くなった足を一時的でも出来る限り細くする方法として、空中自転車こぎ運動がおすすめです。

 

 寝た状態で、足の付け根から足を直角に上げて、自転車をこぐ感じでぐるぐる回しましょう。無理をしない程度に、30秒から1分間、これを3〜5セット位行うと、むくんだ足が細くなるのが実感できると思います。

実は効果が少ないウォーキング

 足のむくみの原因として、足の筋ポンプ作用の低下があるとこはお話しました。ならば、ウォーキングなどで、むくんだ足の筋ポンプ作用を上げればいいのでは?と思われると思います。しかし、残念なことに一度むくんでしまうと、ウォーキングなどの軽い運動では、さほど効果がないことがわかっています。よく聞く「足首運動」も同様です。

 

 足のむくみの解消には、ウォーキングというよりも競歩に近い足首に負荷がかかるようなキビキビ歩くことが求められます。またジョギングなど、ある程度足首に強い負荷をかける運動を行わないと足の静脈血を心臓に戻すには至らないのです。

 

 ただし、これはむくんでしまった場合で、ウォーキングや、足首運動は足のむくみの予防には役立ちますので普段の生活に取り入れてみましょう。

 

 

スポンサード リンク