女性が男性と比べてむくみやすい理由とは?
よく女性はむくみやすいといいますが、男性よりも女性がむくみやすい理由は筋肉量の違いが大きいといわれます。そもそも”むくみ(浮腫み)”とは?でお話したように、女性は足の筋肉量が少ないため、むくみに大きな影響を及ぼすことになる、静脈血を心臓方向へ押し上げる「筋ポンプ作用」が弱いことがむくみを起こす要因といわれます。
また、職業的にもディスクワークやショップ店員さんなど、むくみを起こしやすい仕事柄もあげられるでしょう。しかし、女性がむくみやすい原因は筋肉量の違いや職業的な問題だけではありません。女性のからだは男性と違って、とてもデリケートにできているのが影響しているようです。
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生理の時はむくみやすい
女性は、生理の時に女性ホルモンの影響で血管が広がるため、尿の量が減ります。すると生理前に比べて、身体に水分を溜め込もうとするために、結果的にむくみやすくなるというものです。
妊娠時はほぼむくみます
女性は妊娠すると、女性ホルモンの影響で、ナトリウムや水分を身体に溜めやすくなります。またお腹の中の赤ちゃんの成長にともなって足の静脈を圧迫し体重も増えます。すると、足の血液が心臓に戻りにくくなるため、これがむくみを起こす原因となります。
皮下脂肪が多い
他にも、女性の場合男性よりも皮下脂肪が多いため、冷えによる血行不良が起こりやすくなるため、これもむくみの原因となります。
皮膚が柔らかい
女性は男性よりも皮膚が柔らかく、皮下組織の圧力も低くなる傾向にあり、水分を静脈に戻しきれないのもむくみの原因とされます。他にも、血圧が低い人が多いことも女性がむくみやすい理由として上げられます。