太っていないのに太って見える原因は「むくみ」にあり!?
毎日、体重計に乗って、「今日は1kg痩せたぞ!」とか「おかしいな?今日は1kgも増えてる」など、特に女性ならば、日々の体重の増減に一喜一憂した経験をお持ちではないでしょうか?
このように毎日体重をチェックして、鏡に映った姿を見ていると、
- 体重は減っているのに痩せて見えない
- 体重は変わらないけど顔がパンパンで太ったみたい
- 食事制限しているのに体重が増えている
など、このように感じた経験もあるかと思います。
このように、「太っていないのに太って見える」、または「大して食べていないのに太ってしまう」 これらの原因として「むくみ」が関係しているのです。
「むくみ」を解消するだけで、今よりもスッキリと痩せて見える人、若々しく見える人がたくさんいます。
体重は変わらないけど太って見えてしまう「むくみ」の根本原因は「血流」にあり?
むくみは余分な水分が皮下組織にたまるわけですから、皮膚が水分の重みで押されてパンパンになるので、見た目太って見えてしまうのは当たり前ですね。
体重は変わらなけど太ったと嘆いている人がいる一方で、食べても太らない人やダイエットをしなくても痩せられた人など、とてもうらやましい体質の方も存在します。この違いは一体どこにあるのでしょうか?
その理由は、「血流」にあります。
よくテレビの健康番組や雑誌の健康特集で、「血液が汚れてドロドロは万病のもと」とか「健康で美しくあるためには、細胞のすみずみにまで、きれいな血液が必要」などの言葉を一度は聞いたことがあると思います。
これらの指す意味は「血流が悪いと病気になりますよ」という意味ですが、「むくみ」もこの血流と関係しています。
血流が悪いとむくんでしまうのはなぜ?
血流が悪くなるということは、血液は汚れてドロドロであるともいえますが、こんな汚れた血液の状態では、全身の細胞にまんべんなく運ばれるはずの「栄養素を含んだ水分=血漿(けっしょう)成分」を細胞が取り込まなくなります。
すると取り込まなくなった血漿成分が細胞と細胞のすき間である間質に流れ出てしまいます。これがむくみを起こします。
血流が悪いと脂肪が増える?
血液が汚れてしまい血流が悪くなると、むくむとともに、このときの細胞に届かなくなった水分の中の「栄養素」が皮下脂肪や内臓脂肪へどんどん流れてしまい貯めこむことになり、太ってしまいます。
そんなに食べていないのに太ってしまうという方は、まさにこの状態で、血流が悪くなるとむくみを引き起こすだけでなく、太りやすい体質になってしまう理由がここにあります。
ダイエットの前に、血流を改善してむくみを解消することが先決
「あと2〜3kg痩せられればなあ〜」と思いながら、さまざまなダイエット方法を試してみた経験は、女性ならば誰でもお持ちではないでしょうか?
実は、食事を抜くなどのダイエット方法は、血流も悪くなるため、むくむだけでなく肌や髪を痛めるなどおすすめできるものではありません。
参考:ダイエットもむくみの原因に!?
もしもあなたが、「以前ほどすっきりして見えない」「若々しさが消えてしまった」「肥満ではないが痩せて見えない」などと感じているなら、まずはむくみの原因である「血流」を疑いましょう。
血流が良くなり、むくみが解消できれば、痩せて見えるだけでなく、頭痛、肩こり、便秘などの体調不良までも解消するすることができます。
何よりも、ダイエットを考える前に「むくみ」を解消することが大前提なのです。
重要なことは、「むくみにくい体質にすること」が、太って見えにくい(太りにくい)体質につながります。